日産自動車は、25日に開幕した北京モーターショー(Auto China 2024)で4車種の新エネルギー車(NEV)のコンセプトカーを公開した。そのうちの一台が、プラグインハイブリッド(PHEV)セダンの『エヴォ・コンセプト』だ。
日産は今回のショーで、5車種のNEVを2026年度までに中国市場に投入すると発表した。
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内田誠社長は、「変化の激しい中国において持続的な成長を果たすため、日産は新経営計画『The Arc』で発表した通り、中国市場向けに最適化した戦略に取り組みます。本日公開したコンセプトカーをベースとして開発する新エネルギー車を皮切りに、競争力の高い多様な新車を投入することで、バランスの取れた商品ラインナップを構築します。そして、中国のお客さま一人ひとりにもっとワクワクするモビリティ体験を提供していきます」と語る。これまでバッテリーEV(BEV)に注力してきた日産が、PHEVにも舵を切った形だ。
2車種のBEVと2車種のPHEVが発表されたうち、「エヴォ・コンセプト」はPHEVのセダンとなる。
これまでの日産車の系譜には見られない、凹凸のないスムーズなラインが目を引く4ドアクーペ風のデザインが大きな特徴だ。両ヘッドライトを結ぶラインLEDは中国でもトレンドとなっているが、爪痕のようなヘッドライト形状は斬新。このモチーフは他コンセプトモデルにも用いられており、新しい日産NEVのアイコンとするねらいかもしれない。
滑らかに傾斜するテールゲートは、スポーツカーの『フェアレディZ』を彷彿とさせる。輪郭を縁取るようなテールランプ、点灯するバラ文字のNISSANロゴを見ても、従来の日産車とはコンセプトが大きく異なることがはっきりとわかる。
詳細なスペックなどは明かされていないが、日産はこのエヴォ・コンセプトについて、「先進の運転支援技術と安全性能を備えたプラグインハイブリッドのセダンで、週末の旅行に最適で、家族全員の特別な思い出を演出します。また、AIによって機能を拡張したバーチャルパーソナルアシスタントが、ドライブを通じて実現したいことをサポートします」と説明している。
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みんなのコメント
日産はePOWER車は三菱のPHEV機構を横滑りで採用しやすい。
そこまでしなくても、ePOWER車に、バッテリー増量とプラグインで、いっちょ上がり方式もよろしいんじゃ無いですかね。